SUBARU PLEO LS
インパネは個性的で、センターパネルが強調されたデザインになっています。 でも、一番の特徴はインパネシフトでしょうね。 シフトレバーが、ハンドルの脇ではなくインパネ(メーターの下あたり)から生えてます。 コラムシフトはどうも苦手という人にも安心の装備です。 RSには、これにハンドルのシフトチェンジスイッチが加わって7速スポーツシフトとなり、思いのままの走りが楽しめます。
エアコンのレバーが安っぽい印象を漂わせますが、RMというグレードのオートエアコンにはプッシュ式のスイッチが装備され、こちらなら質感はかなり高くなります。 しかも、リアアームレストまでつくという贅沢仕様になっています。(ああ、RMの写真も要りますねえ・・・)
メーターパネルは、左右非対称の動きのあるデザインで、赤い指針が目を引きます。 なかなかスポーティでいいと思うのですが、オドメーター(走行距離計)がアナログなのが残念。 今や、軽であっても液晶が主流になりつつあります。 アナログでは、区間距離が一つしか計れなかったり、夜間の視認性が悪かったりとやはり不便です。 それになんといってもカッコ悪い。 要改善です。
このインパネボックスはなかなか便利だと思います。 軽自動車では、ちょっとしたものを置くスペースがなかなかないのですが、ここにはハンバーガーや財布などすぐ手が届く位置に置いておきたいものを一時的に置くことができます。 軽では結構めずらしい装備なので、重宝すると思いますよ。
インパネボックスだけでも便利なのですが、それにプラスしてセンターボックスなるものも用意されています。 これは、シートの間にあるふた付きのボックスで、中にCDなどが収納できる上、ふたを閉めればベンチシートになるというスグレモノです。 また、このボックスの前後にカップホルダーも用意されていて、後席の人もドリンクを置くことができます。
まだまだ収納できます。 ラゲッジルームの床を開けると、サブトランクという収納スペースが現れ、小物を整理して収納することができるのです。 これがあるとラゲッジルームが片付いていいんですよね。 ただ、細かく仕切られているので、例えばテニスラケットとかは入れられず、あくまで洗車道具程度を入れるものと考えた方がいいようです。
他にも、アンブレラボックス(傘入れ)やラゲッジルームサイドポケットなど、とにかく収納スペースは豊富です。 ただし、その収納スペースの一つ一つの容量がイマイチなのはちょっとひっかかります。
フロントシートはごくオーソドックスですが、一応ベンチシートですし、フルフラットもできます。 なにより、アームレストが大きくてちょうどいい位置にありますので、これは使えます。 このアームレスト、ついている車種は多くても、位置が低かったり、大きさが小さかったりとなかなか実際には使えないものも多いのが実態です。 一番優秀なのはワゴンRのものだと思いますが、プレオはそれに次ぐ使いやすさだと思います。
リアシートは、見た目には平坦であまり良さそうに見えませんが、実は、グレードによってですがパノラマシートという魔法の?シートがついてます。 それほど大げさなものではありませんが、左右独立してシートの高さが変えられるというもので、シートを上まで上げると、前席の人の頭の上から見下ろせるので、4人乗車しても閉塞感を感じなくて済むという画期的なものなんです。 でも、座高の高い人だと天井に頭がついちゃいますから気をつけましょう(笑)。
まだまだ、内装と装備のチェックは続きます。
|