カーチェック

SUZUKI Kei sport

エンジン やっぱり気になるのはエンジンですよね。
 これがなかなかいいんです。

 パワーは64PS、トルクは10.8kg・mと、自主規制いっぱいで、他車種のスポーツグレードと同レベルですが、けっこう速いです。

 これは、780kgという軽量ボディが影響しているのでしょう。
 最近は1トン近い車種も増えてますからね。自主規制がある以上、軽い車ほど有利ということになりますね。

エアインテーク 静粛性ははっきり言ってよくないですが、なかなかいい音をしてるんです。
 軽では静粛性の向上に限界がありますから、いい音を聴かせるというのも1つの方向性だと思います。   

 力強い音に、タービンの音がヒューヒューと大きくて、いい感じです。
 ターボが利きだすまでの間のトルクが細いのが気になりますが、その後の伸びが強烈なのでまあ許せます。
 燃費はすばらしく良く、リッター当たり14km前後走ります。
やはり軽量ボディのおかげでしょうか。

シフトレバー もう一つ、燃費を良くしている要因は、このニュートラルスリップ制御4速ATの採用です。
 これは、Dレンジで停車した時、自動的にニュートラル状態に近づけるというもの。
 燃料消費や停車時の振動も抑えることができる画期的な機構です。

 フロアシフトを採用していますのでウォークスルーはできませんが、操作性はとてもいいです。
 最近はコラムシフトの車種も増えてきましたが、足元が広くなる反面、シフト操作がしにくいという欠点もありますから、スポーツモデルであるKeiにはこちらの選択が正しいのではないかと思います。

タイヤ&ホイール  もう1つの走りの重要な要素は足回りですね。この大径タイヤはインパクトあります
 サイズは165/60R15と、太さこそ細いものの、ちょっと前まで2リッタークラスについていたようなサイズですよね。
 見た目にはかっこいいですが、直径が大きいことによって重心が高くなってしまっているのか、ワインディングではちょっと安心感に欠けます

 サスは15ミリダウンのスポーツサスがついていますが、これが結構硬いんです。
 路面の突き上げがきつくて気になります
 で、そのわりにはロールが大きいんですね。意外とスポーツ走行は楽しめません。
 やっぱりもっと過激に仕上げた方が良かったんじゃないかなあ。
 女性や年配の方でも扱いやすいようにということかもしれませんね。実際、女性が乗っているケースも多いですしね。

コクピット 個人的に残念なのは、ステアマチックが装備されていないことです。他メーカーでも採用されてきていますので、ぜひつけてほしいです。
 いらないという人も多いようですが、MTでスポーツ走行をしていた経験のある人は、信号やワインディングでのシフト操作は自分の意思ですばやくして、車を意のままに操りたいと思いますよね。たとえATであっても。

 ワゴンRに比べるとかなり安い価格設定になっていますから、走りのための装備は惜しみなく投入して、本当のスポーツモデルとして他車との差別化を図ってもらいたいものです。

 今後は新型車の投入予定もあるようなので、今後のスズキに期待しましょう。

 では、最後に、その他の便利な装備について見てみましょう。

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