軽自動車の居住性でもっとも重要なのが室内長です。
室内長とは、一般的にはインパネから後席のシートバックまたはヘッドレストまでの距離を表します。
室内の広さは、基本的に室内長×室内幅×室内高で決まりますが、車幅が限られている軽自動車の場合、室内幅はどの車でもそれほど大きな差はありません。
室内高は視覚的な広さには一番影響しますが、膝回りの余裕や前後の乗員の距離など、本当の居住スペースの余裕に一番影響するのは、室内長です。
車種によってそれほど差のない室内幅に対して、室内長は車種によって大きな差があります。
室内長においては、床下にエンジンを積むワンボックスタイプの車が有利ですが、最近はフロントエンジンのスーパーハイトワゴンでも2200mmを超える驚きの数値を実現している車も登場してきています。
とにかく室内が広い軽自動車が欲しいと思ったら、まずは室内長の数値が大きい車からチェックしていくと効率が良いです。
それぞれの車種の室内長は、カタログの最後に載っている主要諸元の欄を見るとわかりますが、いちいちすべての車種のカタログをチェックするのは大変なので、軽自動車全メーカー全車種の室内長の数値だけを抜き出し、ランキング形式で一覧にしました。
これで、どの車が室内の広い車なのか簡単にわかりますので、軽自動車購入の際はぜひ参考にしてください。