DAIMLERCHRYSLER スマートK
見てください。このインパネの造形。すばらしいですね。 こんなの、コンセプトカーなら有りですが、国産車だったら市販される時にきっと変更されてますよね。 この思いきりの良さは国産メーカーも見習うべきでしょうね。 この車に人を乗せたら、黙って座る人はいないでしょう。 必ずなんらかの反応をするはずです。そんなデザインです。 これはきっとオーナーにとって一つの楽しみになるでしょう。
でも、デザイン優先なので収納スペースはあまり多くありません。 実際にこの車をファーストカーに使う人はほとんどいないと思いますから、あまり問題にはならないでしょうけどね。 センターコンソール部分は若干ドライバーの方を向いていて意外と囲まれ感もあるコクピットです。
メーターはシンプルとしかいいようがないですね。 スピードメーターのみが大きく表示されていて、他の情報はその下の液晶パネルに表示されます。 ここには現在のシフトを表示するだけでなく、シフトチェンジのタイミングまで矢印で知らせてくれるようになっています。 この表示に従えば、理想的な経済走行が行なえるという仕組みです。 なんと親切な車なんでしょう。
しかし、最近はこのようにスピードメーターだけを大きく表示するメーターが増えてきましたね。 確かに見やすいし、その他の情報はそう頻繁に見るものではないので、この方が合理的なのかもしれません。 タコメーターは、オプションで用意されていますが、これが面白いんです。 ダッシュボードの上にかたつむりの目のようにピョコンと飛び出した形なんです。 同一デザインのアナログクロックも用意されているので、購入の際にはぜひチェックしてみてください。
ドアインナーパネルのデザインも、いたってシンプルですね。。 なんだかあまり考えれていないように見えますが、実はよく出来ています。 ドアアームレストはデザイン優先に見えて実はちょうどいい位置に用意されていますし、ただの棒のようなアシストグリップも、走行中体を安定させるためには重宝します。 ドアポケットも深さが充分にあるので、意外と大きなものまで入ります。 シンプルで合理的。これは、外国車の内装に共通した良さだと思います。
余談ですけど、ドアには窓枠がありません。 いわゆるハードトップなわけですが、これはカブリオというオープンモデルがあるためにその影響を受けたものです。 軽でハードトップといえばダイハツのオプティくらいしかありませんから、ドアを開けた時のあの独特のかっこ良さを味わえる貴重な存在とも言えます。
このダッシュボード上のドーム型のもの、何だと思います? 実はここからエアコンの風が出てくるんです。 こんなの見たことありませんね。 なんだか車って感じじゃないです。 こんな見ているだけで楽しくなるような室内なら、ドライブ中の会話も弾みますよね。(2人までですけど) だけど、こんな形でちゃんと風がくるのでしょうか。オーナーの方教えてください。
センターコンソールの収納はまずまずのレベルです。 引出し式の収納ボックスがあってちょっとした小物はここに収納できます。 灰皿は回転収納式となっていて、やっぱりこれも丸型。 大きめの灰皿なので、タバコを吸われる方は重宝すると思いますよ。
オーディオは2スピーカーのカセットステレオ。 オプションで6連奏CDチェンジャーを助手席下につけることができます。
どうです?変わった車でしょ。 でも、遊び心満載のこの車、走りや安全性についてはうわついたところは一切無しで真剣に考えられているんです。 次のページでさらに紹介します。
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