MITSUBISHI パジェロミニ
ヘッドランプ、フォグランプはマルチリフレクター式を採用し、ウィンカーもクリアタイプとなっています。 とにかく個性的で迫力があります。 LYNX系以外は角型2灯式のオーソドックスなデザインとなっています。 フォグランプはスポーツグレードの「R」以外はオプションとなり、ここには「PAJERO MINI」のロゴ入りのカバーがつきます。 バンパーは3分割されていて、角を擦っても交換が容易で経済性も高いのがうれしいですね。
リアコンビランプはコンパクトにまとめられ、マルチリフレクター式は採用していません。 ウィンカーもクリアタイプは採用せず、あくまで従来型にこだわっています。 最近流行りのモノフォルムデザインの車ではないですから、きれいさよりも機能重視という感じです。 この車は全体的に機能重視のデザインで統一されていますね。 硬派といえば硬派ですが、おもしろみがないといえばおもしろみがないとも思えます。 このあたりは三菱らしいですね。
ドアミラーはなんと全車手動式で、一部グレードを除いては塗装もしてありません。 いくら機能優先といっても、これはちょっとさびしいです。(オプションの電動格納ミラーをつけるとカラーになります) ドアハンドルも一部グレードを除き未塗装です。 このワイルドさがまたこの車の良さということでしょうか。 キーレスはeKワゴンと同じようにマルチモード対応となっていて、ドアを閉めたあとにリモコンでウィンドウを閉めるなどの便利な機能が使えるようになっています。(機能を利用するには販売店での追加設定が必要らしいです。)
現行型軽の中では一番長い(と思う)ボンネットは、とにかく堂々とした雰囲気を感じます。 水平に近く長く伸びているボンネットは室内からもよく見えて運転のしやすさにも貢献します。 クロカン特有の装備であるサイドアンダーミラーは、ドアミラーでは見えにくい左下の死角を確認できることに加え、車両感覚をつかむためのポールの役目も果たしてくれます。 適度に高いアイポイントと合わせてとても運転しやすくなっています。 このあたりが女性にも人気が高い秘密なのかもしれません。
タイヤサイズは、軽としては特大の175/80R15というサイズになりますが、これでもクロカンの中では標準レベルです。 軽も立派になりましたね。 なお、街乗り向けのスタイリッシュなRは185/65R15、特別仕様車のアニバーサリーリミテッドではなんと195/70R15という小型車顔負けのサイズになります。 このアルミホイールはオプションとなりますが、タイプ別によってアルミホイールのデザインが異なります。 なお、Rを除いてはバックドアのスペアタイヤも標準タイヤと同サイズとなるので、パンクした時に普通の車のように応急タイヤで著しく走行性能が低下することがないので安心ですね。
さて、この硬派なクロカンの内装は?
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