DAIHATSU ムーヴ エアロ RS XX
フロントシートはしっかりした造りで、ほぼ完全なベンチシートになっています。 写真では陰になっていてよくわかりませんが、センターアームレストを収納した状態では、完全にフラットな状態です。 左右の移動は非常に楽ですが、運転中のホールド感はイマイチです。 フルフラットにしたときのフラット感をとるか、運転中のホールド感をとるかの問題ですね。
ビックリするのは、軽なのになんとサイドエアバッグが標準でついていること。(メモリアルリミテッド、RSリミテッドのみ) たしかに、安全性に関しては軽であろうと普通車であろうと同じ考えでないといけません。乗っている人の命の重さは同じですからね。 そういう点で、ダイハツの積極性は大いに歓迎します。(エアロダウンRSには、ダイナミックサポート(むち打ち軽減)ヘッドレストという先進の技術まで投入しています!)
リアシートはムーヴの自慢ですね。 150mmのロングスライドは、他車に対する大きなアドバンテージです。 荷物を積みたい時と人を乗せたい時でフレキシブルに対応できます。 空間的にはまったく問題無いレベルです。 当然、リアシートをフォールダウンして大きな荷物を載せることも可能です。
フロントのカップホルダーは折りたたみ式になっていて、手を伸ばすとちょうどいい位置にセットされています。 使い勝手はいいのですが、ドアについているので、中身が入ったままドアを開閉すると中身がこぼれる心配もあります。 デザインにもう少し工夫がほしかったですね。 いかにも後からつけましたというようなデザインで、安っぽく見えます。(マックスでは改善されています。さすが!) リアと合わせるとちゃんと4人分のホルダーが用意されているのはいいですね。 実は3人分しか用意してないなんて中途半端な車もありますから。
センターアームレストは大きいです。 それに、ちゃんと収納ボックス付き。しかも大容量。 惜しいのは、ちょっと位置が低いということ。 もう少し高めに設定した方が体が安定します。 しかし、大きさといい収納容量といい、ゴージャス感は味わえます。
メーターパネルは、ガンメタの文字盤が硬派でかっこいいのですが、走行距離計がアナログなのにがっくりします。 ステアマチック付きの場合は液晶表示になるのですが、このエアロRSの場合ステアマチックがないので、自動的にアナログメーターになってしまいます。 軽の世界でも液晶のデジタル表示が当たり前になりつつありますから、これはちょっと考えてほしいところです。 指針が赤だったり、タコメーターが10000回転まで刻んであったりとなかなかかっこいい演出もあるだけに、惜しいですね。
まだまだチェックしてますよ〜。次へどうぞ。
|