DAIHATSU ムーヴ エアロ RS XX
インパネのデザインは、どうも感心しません。 外観はスパルタンなのに、内装はカワイイ感じでアンバランスです。 色使いも暗くて、せっかく窓が大きいのになんとなく室内が暗い気がします。 これ、スポーツタイプだからというわけではなく、カジュアルシリーズまで全てこの暗い色なんですよね。 せめて天井くらいは明るい色にしてほしいものです。
それと、助手席側のくぼみ。 これは一応インパネトレイという収納スペースなのですが、せめてフタくらいつけてほしかったですね。はっきり言って安っぽいです。 オプションでフタ付き収納ボックスもつけられますが、そのために4000円以上も出させるのはちょっと納得いきません。
ステアリング(ハンドル)が変わりました。 momo製の本革ステアリングになって非常に質感も高くなりました。 実はこのステアリング、オプションで51000円もしていたものを今回標準装備してくれたんです。 いままではトップグレードでもウレタンステアリングだったので、非常にうれしいことです。 ただし、これによってRSのウリだったステアシフト(写真左上部)は見事に姿を消しました。(といっても、3気筒ターボのエアロダウンRSリミテッドには残ってます。こちらはウレタンステアリングですが) 本革のステアマチックがほしいのに・・・
ドアインナーパネルのデザインはちょっとがっかりします。 とてもプラスチックな感じがする上に、一体成形ではなく部品がつぎはぎのような状態なので、質感は低いです。 特にドアインナーハンドルの四角い形は10年以上前のセダンについていたデザインです。 早急に個々のパーツや全体のデザインを検討し直して欲しいです。
リアドアに関しても、パワーウィンドウスイッチが壁面についていて操作しにくいなど、フロントと共通して質感は低いです。 ただ、ドアアームレストは大きくて使いやすい上、カップホルダーがついているので、リアシートに人を乗せる事が多い人にとっては便利です。 質感にもうちょっと気を配ってくれれば、使い勝手は決して悪くないのですが・・・。 今後の改善に期待しましょう。
センターコンソール部です。 エアコンのスイッチはダイヤル式でオーソドックスですが、ブラックウッド調パネルが目を引きます。 軽の場合、内装の色が暗いものが多いので、普通の木目調パネルをつけると浮いてしまう傾向があるのですが、このブラックウッド調パネルは周りの色にしっくり馴染んで、なおかつ、独特の高級感を出しています。 下に見えるメタリック調のオーディオとも相性が良く、シックな演出がされています。(オーディオはメモリアルリミテッドのみ標準装備)
デザインはこんな感じですが、使い勝手はどうでしょう。次のページへ。
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