DAIHATSU ジーノ
インパネは小ぶりな感じなのですが、それでいて高級感もあります。 ウッド調パネルを多用することで、落ち着いた雰囲気とレトロ感を演出しています。 広々感を感じるデザインではありませんが、オーソドックスなセダンのインパネデザインで、空間の余裕はさほどないのですが何となく落ち着きます。 シフトは5MT、4AT、CVT(一部グレード)が用意され、すべてフロアシフトとなっています。 エアコンのスイッチ類は、操作しやすいダイヤル式です。 両席エアバッグは全車標準装備となっていて、なんとサイドエアバッグも全車オプション設定されています。 セダンタイプにも上級モデルであるムーヴなどと同等の安全装備を持たせるところはさすがです。 「価格や大きさが違っても安全性は同じであるべき」という考えは歓迎できますね。
メーターはホワイトの盤面に赤い指針を採用し、スポーティ感覚とレトロ感を両立させています。 視認性も非常によく、質感も高いですね。 ただ残念なのは、トリップメーターがアナログであること。 「レトロ感の演出」といういいわけはできますが、視認性や使い勝手ではデジタルのほうが上ですし、他メーカーのセダンタイプ(商用除く)もすべて液晶を採用している現状を考えると、これは要検討ではないでしょうか。 ミニライト系のグレードにはこのようにタコメーターがついています。
ウッド調パネルに囲まれたコクピットは高級感を感じます。 写真の車は本革巻きステアリングがついていますが、驚くことに標準ではウッドステアリング(本物のウッド!)+革巻きステアリングがついています。 300万円近くする高級車でもウッド調を使っていることもあるのに、軽に本物を使うとは参りました。 写真がなくて残念ですが、この高級感は正直驚きますよ。 ちなみに、ミニライト系グレードではブラックウッド調パネルとウレタン(ターボは本革巻き)ステアリングとなり、もっとシックなイメージになりますが、やはり高級感はあります。
カップホルダーは引出し式で二人分を用意していますが、位置が低いので少しかがむ必要があり、また、シフトレバーをPに入れているときはレバーが少し邪魔です。 これは検討して欲しいですね。 あ、シフト部にもメッキがついてますね。 これはちょっとやりすぎかなという気もしますが・・・。 カップホルダーの下には小物入れがあり、収納スペースが限られるセダンタイプとしてはうれしいですね。 サイドブレーキの後ろにも、後席用のカップホルダーとして使える小物入れがついています。
グローブボックスは必要最低限の容量ですが、運転席のステアリングの下部にステアリングアンダーボックスというものがあって、ここに説明書や車検証などを入れておけばグローブボックスも広く使えます。(写真がなくてすみません) この車はオプションのカロッツェリアのステレオがついてますが、標準はCD/カセットステレオとなり、上級グレードにはCD/MDカセットステレオが装備されます。 最近の軽はステレオも豪華でうらやましいですね。 少し前までは標準というとカセットステレオが当たり前だったのですけどね。 スピーカーがフロントのみなので音は平凡でした。
次はシートなどです。
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