MITSUBISHI eK WAGON
ちょっと写真が小さくなってしまいましたが、インパネのデザインはセンターメーターが目を引くだけで、デザイン自体は今までのミツビシ車となんら変わりません。 相変わらず直線基調で古臭いです。 ただ、色使いは明るいので、落ち着きがあります。 軽自動車の場合、どうしても黒やグレーといった色のものが多いのですが、くつろぎ感を感じるにはこういう明るい色がいいですね。
メーターは、視線移動が少ないと言われるセンターメーターですが、それよりも表示が大きいというのが視認性の向上に貢献しています。 センターメーターってところまでbBと同じなんですが、それはさておき、よく見ると燃料計が液晶表示になっているんです。 これは軽では初めてだと思います。 なんかいい車に乗っている気がしますよ。 特にセンターメーターだから助手席からも良くみえますので、こういうところは気を使ってもらえると優越感も味わえます。 アナログなのはスピードメーターだけで、その他は全てデジタルというのはなかなか面白い試みです。
ドアインナーのデザインは平凡で、質感もあまり高くはありませんが、使い勝手は非常に良いです。 ドアアームレストは最適な位置に大きめにデザインされており、パワーウィンドウも操作しやすくなっています。 また、パワーウィンドウは全席ともワンタッチ機構付きとなっていて、当然はさみ込み防止機構もついてます。 その外にも、多彩なアイデアが盛り込まれています。
このドリンクホルダーがアイデアものなんですね。 まずはそのデザイン。ブルーのスケルトン素材になっていて非常にカジュアルな感じです。 また、カバーが可動式になっているので、どんなサイズのドリンクでも保持できます。 ただし、ドアを勢いよく閉めると中身がこぼれることがあるので注意が必要です。(ちゃんとその警告マークがついているのは笑えますけど)
もうひとつ面白いのは、この脱着式のゴミ箱です。 ドアの網目部分にゴミ箱を差し込んでおき、すてるときにはそのまま抜き取れば取り外せるというスグレもの。 ゴミ箱の置き場所ってけっこう困るので、これは便利です。 位置も非常に使いやすく設定されていて感心します。
また、このゴミ箱をセンタコンソール部につけることも可能で、この場合は空いた網目部分を小物入れとして使うことができます。 いやあ、本当によくできてます。 ドアポケットにも仕切りがついていてこれも可動式。 さらに、その仕切り板はスクレーパー(霜取り)になっているというアイデア品 それぞれのパーツの色を統一しているので、非常に雰囲気がいいです。
まだまだ内装の紹介は続きます。
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