MAZDA　スピアーノ

　左側がスピアーノのアルミホイールです。
　５本スポークのシャープなデザインで、切削タイプのキレイなものです。
　やはりスポーティ志向ですね。
　それに対して右側のラパンのアルミホイールはあくまでレトロ調のおとなしいデザインを採用しています。
　まだ確認していないのですが、この２つのホイールはそれぞれオプションで用意されているようなので、別にお金を出せばホイールだけはスピアーノ（あるいはラパン）ということも可能なようです。
　サイズはどちらも同じ１３インチです。

　ハンドルの中央についているマークも右側のラパンは車名入りですが、左側のスピアーノはただのマツダマーク。
　どちらがオーナーの心をくすぐるかと言えば・・・これはマツダの姿勢というよりもスズキが「ラパンよりも魅力的な車はダメ」と釘をさしているのかもしれませんね。（あくまで想像ですけど）

　実はインテリアの雰囲気も少しだけ違います。
　ブルーとアプリコットの２色が用意されるのは同じですが、右側のラパンは少し暗めのブルー（ネイビーブルー）を採用しているのに対して、左側のスピアーノは鮮やかなブルーを採用しています。
　また生地も違っていて、キルト調（？）でやさしい感じのラパンに対してスピアーノはエンボス状の華やかな感じの生地を採用しています。
　室内の印象もやはり「やさしいラパン」「スポーティなスピアーノ」といった感じに性格付けられているようです。

　ここで紹介した以外には、一部グレード設定や装備の設定が異なる他は両車まったく同じ車だと思っていいです。
　購入に際しては、走りや快適性はどちらも同じなので、最終的には好みやディーラーとのお付き合いなどで決めることになるでしょうね。
　しかし、マツダ店とスズキ店での競合は非常にやりやすい（同じ車なので値段交渉だけになります）ので、一度は引き合いに出してみて、安い方で買うというのもいいかもしれません。

　いかがですか。
　ラパンはとても出来の良い車ですが、どうも女性向けというイメージが強くて・・・という男性ファンにはこのスピアーノは要チェックの車ではないかという気がしました。
　スピアーノは販売台数も少ないので、「人が乗っていない車がいい」という人にもお勧めですよ。

　走りや便利な装備などの詳細は、一度リストに戻ってラパンのページをご覧ください。