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SUBARU プレオ

プレオRSフロント  プレオRSサイド

 出来の良さで定評のあるプレオが10月にマイナーチェンジしました。
 ここでは、トップグレードのRSについて紹介します。

 外観の変更点は、ヘッドライト、フロントバンパー、リアバンパー、アルミホイールなど。
 また、CD&MDのオーディオも標準でつきました。

 このRSはもっともスポーティなグレードで、7速スポーツシフトと4気筒スーパーチャージャー付きDOHCエンジン、4輪ディスクブレーキなど走りに一切妥協を許さない硬派なモデルです。
 それと同時に、今回マップランプやオーディオ、オートエアコンなどを標準装備することで、スポーティさと快適さを両立する最高峰の軽として生まれかわりました。

 ヘッドライトは、RS専用のブラックアウトされたもので強さを強調しています。
 また、バンパーの開口部も大きくなり、丸型で統一されたフォグランプとウィンカーが迫力を出しています。
 また、今回、オプションでブルーリフレクターランプが採用されました。
 ライトの反射板が青くて、ライトの光がより白くなるというもので、トヨタやダイハツが最近よく採用しているものであり、これから普及していくのかもしれませんが、4万円以上出すのならいっそのことディスチャージ式を設定して欲しかったです。

 リアバンパーは、左右にエアダクトのダミーが配置されワイド感が強調されました
 これ、実は私がカーチェックで改善してほしい点として挙げていたんですよね。
 まさかここを見たわけじゃないと思いますけど、ちゃんと消費者の思っていることがわかるスバルさんはエライです。

 内装も、プッシュ式スイッチのオートエアコンになったことで、質感が向上しました。
 また、マップランプ+サングラスホルダーも追加され、これも使い勝手の向上とともに質感の向上にも貢献しています。
 ただし、ドアインナーのデザインなどに変化はなく、軽らしくない走りとは反対に、このへんはいかにも軽らしい安っぽさを感じます。

 アルミホイールもせっかくデザインを変更したのに、14インチのままでもったいないですね。
 ダイハツはすでに15インチを採用していますから、比べるとどうしても見劣りしてしまいます。

 気になるメカニズムについては、もともと出来がいいので目立った変更はありませんが、デザインや装備のリファインにより、ちょっとジミなプレオもやっと少し目立つ存在になったのではないでしょうか。
 走りに関しては、意のままに操れる7速スポーツシフト、滑らかなフィーリング、スムーズな吹け上がり、軽らしからぬ静粛性、まるで大排気量の車のようなトルク特性など他の追随を許さない車なのに、地味なデザインのためにその良さが広く知られていないのがこのプレオの一番の弱点。
 今回のような細かい変更以外にも、特にデザインに関してはもっと大胆な変更を施して、この優秀な車をもっと多くの人に知ってもらう努力が必要だと思いますね。

 このプレオRSについては、外観と走りを中心にカーチェックのプレオLSのコーナーに情報を追加しましたので、ぜひご覧ください。
 なお、カタログ請求や見積りをされる方は、リンク集に掲載している便利サイトをご活用ください。

  

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