SUZUKI　ラパン　

　スズキの新型軽、「ラパン」がついに発売されました。

　スタイルは、モーターショーの参考出品車からかなり雰囲気が変わって、クラシックなスタイルとなっています。
　全高は１５０５ｍｍとなっていて、ちょうど同社のアルトとＫｅｉの中間くらいです。
　これで、スズキのラインナップとしてはアルトの１４５０ｍｍからワゴンＲの１６４０ｍｍまでほぼ５ｃｍ刻みで全高が選べるようになりました。
　なかなかよく考えられていますね。

　コンセプトは、「インテリア雑貨やアクセサリー感覚の車」となっていて、遊び心いっぱいの車です。

　具体的な内容は、まず、エンジンはワゴンＲなどに搭載されているオールアルミＤＯＨＣ１２バルブＶＶＴエンジンが採用されていてよく走るし、ボンネットがよく見えて運転もしやすい車となっています。
　ターボ車の設定はありません。
　全車コラム４ＡＴで、ＭＴの設定もありません。
　また、ボディカラーは「インテリア感覚」というコンセプトから、カラフルなソリッドカラーや淡いメタリック色など華やかなイメージの９色がラインナップされています。（ツートンを合わせると１２種類）

　残念ながらキャンバストップは採用されませんでしたが、代わりに、ルーフ部分を白くしたツートンボディが用意されました。
　この車、ところどころにレトロ調な味付けがされていますが、これを機にまた一時期のようにレトロブーム再燃となるのか、気になるところです。

　インパネは白い平面パネルが目を引くデザインで、クラシックというか家具調というか、不思議な感じです。
　メーターは、夜間照明が盤面発光式となっている大型のスピードメーターが採用されています。
　内装色も参考出品車のように奇抜な色ではなく、落ち着いた色になっていて、シートはＭＲワゴンと同じ２色が用意されました。
　シートアレンジは平凡ながら、ソファのように柔らかなクッションやリクライニング機構の採用で快適なリアシートとなっています。
　価格は、必要十分な装備がついたＧで９５万円から。
　スズキにもダイハツのジーノのようなおしゃれな車が欲しいと思っていた人も多かったはず。
　これは大注目の車ですよ。

　カーチェックコーナーで４０枚にものぼる写真とともに試乗レポ付きで詳細を紹介しています。ぜひご覧ください。

　下のリンクからラパンの情報を入手できるサイトへジャンプできます。

Lapin
メーカーの公式サイト内への直リンクです。