MAZDA フレアワゴン
※写真は、OEM元の「スペーシア」のものです。
マツダのスペース系ワゴン「フレアワゴン」がフルモデルチェンジしました。 OEM元であったスズキの「パレット」が生産終了となり、後継車種の「スペーシア」が発売されたことにより、フレアワゴンもスペーシアのOEM車としてモデルチェンジしました。 スペーシアとの違いは、基本的にエンブレムのみですが、フレアワゴンにはターボ車が設定されていません。 スペーシアと同様に、広い室内と軽ワゴントップレベルの低燃費を両立させているのが最大の特徴で、ボタンにタッチするだけでドアロック解除と電動スライドドアのオープンが一度にできるワンアクションパワースライドドアを採用するなど、使い勝手の良さもスペーシアと同じです。
ベースとなっている「スペーシア」については、カーチェックコーナーにて豊富な写真で詳しく紹介していますので、興味のある方は参考にしてください。 また、グレードごとの詳しい装備内容や価格などについては、下部の購入支援ツールからメーカーのWEBカタログや新車見積もりサイトなどでご確認ください。
フレアワゴンは、パレットのOEM車として販売を開始してからわずか1年足らずでモデルチェンジということになってしまいました。 これは、おそらく、同じくパレットのOEM車であった日産のルークスの後継車種が三菱との共同開発になるため、OEM先を日産からマツダへ切り替える必要があり、そういったメーカー間のゴタゴタによるものだと思います。 その日産と三菱の共同開発車の第一弾として、新型eKワゴンが6月に発売される予定であり、それに続いてルークスの後継車種も翌年には発売されるようです。 そうなれば、スペーシアやフレアワゴンにとっては、Nボックスやタントのほかにもう1車種ライバルができることになり、スズキとマツダにとってはますます厳しい状況になるかもしれません。 いずれにしても、スペース系ワゴンの競争は今後さらに激化することになり、燃費競争も加速していくことになるでしょう。
今回の新型車のポイント
- スズキ「スペーシア」のOEM車
- ボディサイズは変えずに室内空間を大幅に拡大
- スペース系ワゴンとしては驚異的な29.0km/L(ターボでも26.0km/L)の低燃費を実現
- フレアと同様に、エネチャージ、停車前アイドリングストップ(時速13kmから)、エコクールなどの装備と大幅な軽量化を実現
- ワンアクションパワースライドドアやリヤドアロールサンシェードなど、軽初の快適装備を採用
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