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SUZUKI スペーシア

スペーシア スペーシア

インパネ インパネトレー

 スズキから、新型スペース系ワゴン「スペーシア」が発売されました。

 スペーシアは、パレットの後継モデルとなる車で、基本的なフォルムや機能などはパレットを受け継いでいますが、新型ワゴンRに採用されたスズキグリーンテクノロジーを新たに採用しているのが最大のポイントです。

 サイズはパレットと変わらないものの、ホイールベースは25mm延長され、室内長は130mm拡大。
 室内幅や室内高もそれぞれ拡大するなど、ライバルのNボックスを意識して室内の広さを大幅に拡大しています。
 特に、ルーフの幅を広くしてより四角いボディにすることにより、頭上の広々感が増しているのがスペーシアの特徴です。
 外観上も、ピラーをすべてブラックアウトし、ホワイトルーフのカラーリングを設定するなどしてスタイリッシュでかわいいイメージとし、スペース系ワゴンでは珍しい横長基調のリヤコンビランプを採用するなど、他社のライバル車とのより一層の差別化が図られました。

 一番の注目点としては、やはり燃費です。
 新型ワゴンRに採用されたエネチャージやエネクール、そして徹底した軽量化などによって、このクラスとしては驚異的な29.0km/Lという燃費を達成しています。
 1700mmを超える全高と両側スライドドアを備えながら、ムーヴと並ぶ軽ワゴントップの低燃費を達成しているのには驚きです。
 ボディはパレットよりも90kgも軽量化されているということで、燃費だけでなく軽快な走りも期待できます。

 装備面では、ボタンひとつでドアロック解除と同時にスライドドアのオープンができるワンアクションパワースライドドアを軽で初めて採用したほか、ティッシュボックス専用の収納スペースを用意するなど、使い勝手の良さを徹底追求しています。
 また、リヤドアには、ロールサンシェードを装備。これは一部のミニバンや高級セダンにしか採用されていない装備で、もちろん軽では初の採用となります。

 Nボックスの登場で他社のスペース系ワゴンの影が薄くなっていましたが、スズキは名前を一新して圧倒的な低燃費と使い勝手の良さで勝負するようです。
 なお、上級モデルのSWについても後継車が遅れて発売されるようですので、こちらも要注目です。

 グレードごとの詳しい装備内容や価格などについては、下部の購入支援ツールからメーカーのWEBカタログや新車見積もりサイトなどでご確認ください。
 なお、新型スペーシアについては、カーチェックにて、豊富な写真と試乗レポートなどを紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

今回の新型車のポイント

  1. パレットからスペーシアへ名前を変更(デザインや機能などはパレットをほぼ踏襲)
  2. ボディサイズは変えずに室内空間を大幅に拡大
  3. スペース系ワゴンとしては驚異的な29.0km/L(ターボでも26.0km/L)の低燃費を実現
  4. ワゴンRと同様に、エネチャージ、停車前アイドリングストップ(時速13kmから)、エコクールなどの装備と大幅な軽量化を実現
  5. ワンアクションパワースライドドアやリヤドアロールサンシェードなど、軽初の快適装備を採用

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