DAIHATSU ムーヴ
ダイハツの人気車「ムーヴ」が、マイナーチェンジしました。 今回のマイナーチェンジでは、デザインの大幅な変更と先進装備の採用が行われています。
外観は、マイナーチェンジとは思えないほどにデザインを大幅変更。 カスタムシリーズはレクサスに通じるデザインで、なんとLEDヘッドランプまで装備しています。 LEDヘッドランプは、普通車でもまだ採用が少なく、軽自動車では電気自動車の「アイミーブ」が先に採用していますが、150万円以下の軽自動車に標準装備されるとは驚きです。
インテリアも、インパネデザインを一新しセンターメーターを廃止するなど、大幅にイメージチェンジ。 そして、軽初となる衝突回避支援システム「スマートアシスト」も設定。 このシステムは、レーザーレーダーセンサーにより、低速で走行中に前の車との距離が詰まると警報を鳴らしたりブレーキをかけたりしてくれるほか、先行車発進お知らせ機能などで安全運転を支援するもの。 普通車でも装備している車はごくわずかの先進機能です。 しかも、これが廉価グレードから設定されていて、113万円から装備されるというのですから驚きです。
そして、もうひとつ注目なのが燃費です。 9月にフルモデルチェンジした「ワゴンR」よりもさらに上を行く、29km/Lを実現。 もちろん、軽トールワゴントップの燃費性能です。 マイナーチェンジでこれだけ燃費を改善したのには驚きですね。 ただし、ターボ車の場合は25.2km/Lで、ワゴンRのほうが勝っています。 その他、快適性能やドライビング性能もアップしています。
グレードは、ノーマルモデルが2グレード、カスタムが3グレードで、それぞれにスマートアシスト付きが設定されています(RSを除く)。 価格は、107万円から155万円までで、ライバルのワゴンRよりも全体的に安い価格設定となっています。 フルモデルチェンジのワゴンRや新型車のN−ONEなど、ライバルの発売が相次いでいますが、ムーヴは今年がマイナーチェンジに当たる年で、若干不利な状況と言えますが、それを意識してかフルモデルチェンジ並みの改良を施してきました。 環境性能でも安全性能でもライバルに差をつけ、価格もお買い得に設定されていますので、ライバルたちと互角に戦える魅力を持ったマイナーチェンジといえるでしょう。
グレードごとの詳しい装備内容や価格などについては、下部の購入支援ツールからメーカーのWEBカタログや新車見積もりサイトなどでご確認ください。
今回のマイナーチェンジのポイント
- エクステリアもインテリアも大幅に変更
- 軽初のスマートアシスト(衝突回避支援等)を113万円のグレードから設定
- 軽トールワゴンNo.1となる29km/Lの低燃費を実現
- カスタムにはガソリン軽初となるLEDヘッドランプを採用
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