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DAIHATSU ミライース

ミライース ミライース

インパネ 自発光式デジタルメーター

 燃費の良いエコカーに乗りたいけど、ハイブリッドカーや電気自動車はまだまだ高価で購入に踏み切れないという人も多いのではないでしょうか。
 しかし、ついにそんな悩みを解決してくれる「第3のエコカー」が発売されました。

 今回発売された新型軽自動車「ミラ イース」は、32km/Lというハイブリッドカー並みの超低燃費を、従来の軽自動車とほぼ同じ価格で実現した、画期的な車です。
 せっかく燃費が良いエコカーに買い換えてガソリン代が安くなっても、そのぶん車両価格が高くなったのでは、エコロジーであってもエコノミーとは言えませんが、この「イース」は、車両価格が従来の軽自動車と同レベルですから、安くなったガソリン代がそのまま節約できたことになり、本当の意味でのエコカーと言えます。

 「イース」が「第3のエコカー」と呼ばれる理由は、電気の力に頼るのではなく、ガソリンエンジン車の性能を極限まで引き出すことにより圧倒的な低燃費を実現している点にあります。
 同じような考え方に基づくエコカーとしては、マツダの「デミオ」という普通車がありますが、グレードが限定されていたり、価格がやや割高に設定されていたりします。
 それに対して、「イース」は、80万円を切る最低グレードからすべて同じ燃費で、同クラスの「ミラ」と比較しても割高ではなく、むしろ装備内容や採用技術から考えると割安とも言える価格設定になっているのです。
 つまり、誰もが普通に買えるエコカーとなっていて、それこそが「第3のエコカー」と呼ばれる理由なのです。
 さらに、この車のすごいところは、カタログ燃費が良いだけでなく、実用燃費が良いということ。
 例えば、ホンダの「フィットハイブリッド」は、10・15モードでは30km/Lですが、より実用燃費に近いJC08モードでは26km/Lであるのの対し、「イース」は、10・15モードで32km/L、JC08モードでも30km/Lという数値です。
 つまり、実用燃費でもハイブリッドカー以上の燃費が期待できるのです。
 見せかけだけの燃費ではなく、実際に使用したときの燃費が超低燃費ということも、これからのエコカーには必須条件なのです。

 外観については、派手に先進性を強調するような演出はなく、一目で「ミラ」シリーズの一員であることがわかるオーソドックスなデザインで、人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
 しかし、細かく見ていくと、フロントのエンブレムが専用デザインになっていたり、リヤコンビランプが葉っぱをモチーフにしたデザインのLEDタイプになっていたりと、静かにエコカーであることを主張しているところもあります。
 つまり、コストダウンのために普通のデザインにしたのではなく、誰もが当たり前に乗れるエコカーであることを表現するために、あえて目立たないデザインにしているのです。

 インテリアも、「ミラ」と同じようなインパネシフトを採用したオーソドックなデザインで、先進性を強調したようなものではありません。
 操作系のレイアウトもごく普通ですから、従来の軽自動車ユーザーもスムーズに乗り換えられます。
 ただひとつ今までの軽自動車と違うのは、メーターです。
 この車のメーターは、自発光デジタルメーターとなっていて、ここだけは先進性バツグンです。
 今までも「eKスポーツ」などでデジタルメーターの採用はありましたが、この車の場合は、走行状況によって色を変化させたり、エネルギー回生状態やガソリン節約量まで表示するなど、多機能で見た目も今までの車のメーターとはまったく違う雰囲気です。
 止まっている状態では普通の車に見えてしまいますが、走り出してメーターを見てみれば、この車が普通の車ではないことがわかります。

 他の軽自動車と同じ660ccエンジンで、電気モーターの力を借りることもなくこの低燃費を実現するために、この車には様々な技術が使われています。
 例えば、アイドリングストップ装置もそのひとつですが、従来のアイドリングストップ装置よりもさらに進化させ、停車前にエンジンをストップさせる最新のシステムを採用しています。
 また、エンジンやトランスミッションの効率化に加え、減速時の回生エネルギーを活用した充電システムなども採用することで、エンジンの負荷をできるだけ減らすようにしています。
 さらに、空気抵抗が少なく、「ミラ」よりも60kgも軽いボディは、低燃費だけでなく、ストレスのない走りの実現にも貢献しています。

 これだけの技術を投入したにもかかわらず価格も安いとなると、装備が良くないのではないかと思う人もいるでしょう。
 ところがこの車、装備もかなり豪華なんです。
 100万円を切る量販グレードでも十分すぎる装備が付いていますが、上級グレードではさらにサイドエアバッグやスタビリティコントロールまで標準装備されます。
 つまり、安全性に関しても妥協は一切ないのです。
 また、軽では珍しい車速感応式間欠ワイパーまで採用するなど、運転のしやすさといった点でもとても優秀です。
 立体駐車場も問題なく利用できる1500mmという全高でありながら、居住空間も十分に広く、4人乗車でも快適に移動できる車となっていて、トータルバランスも非常に優れた車です。
 エコカーであっても、自分らしくカスタマイズしたいというニーズは当然ありますから、エアロパーツなどのオプションも豊富に用意されています。

 グレードは4グレードあり、最廉価グレードは、795,000円です。
 80万円を切る価格で、実用燃費25km/Lくらいが期待できる車が手に入るなんて、夢のようですね。
 この車の登場は、他メーカーにとっても大きな刺激になるはずで、ハイブリッドカーなどについても、今後はさらなる燃費の向上と価格ダウンが進むことでしょう。

 グレードごとの詳しい装備内容や価格などについては、下部の購入支援ツールからメーカーのWEBカタログや新車見積もりサイトなどでご確認ください。
 なお、「イース」については、試乗レポートも含めてカーチェックコーナーにて豊富な写真で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧下さい。

今回の新型車のポイント

  1. 電気モーターなどのアシストを使うことなく、32km/Lという驚異の低燃費を実現
  2. エコカーは割高という常識を覆し、80万円を切るグレードからすべて同じ燃費性能を実現
  3. 上級グレードには、サイドエアバッグ、VSC、車速感応式ワイパーなどを標準装備
  4. コンパクトなボディながら、4人乗車でも十分に広い室内空間を実現
  5. 軽量ボディによる走りの良さやエコアシスト機能付きのデジタルメーターによる先進性など、付加価値満載

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