SUZUKI アルト G4
スズキのベーシックセダン「アルト」に、新グレードが追加されました。
新グレード「G4」は、4WD車の上級グレードとなるもので、キーレスプッシュスタートや分割可倒式リヤシートなどを採用しており、CVT搭載による23.5km/Lという低燃費も特徴のひとつです。 今回、「アルト」はグレードの整理が行われ、この「G4」は、従来の「X」と「G」を廃止してその中間的な存在として設定したもの。 これにより、「X」と「G」は2WDのみの設定となり、それと同時に商用バンと同デザインの最廉価グレード「E」も廃止されています。 「G4」の価格は、1,109,850円。
新型「アルト」は、2009年の12月に発売されたばかりの新型車ですが、発売からわずか半年足らずでグレードの整理が行われることになりました。 国内の不景気に加えて、ハイブリッドカー人気や、より減税幅の大きい普通車の人気が高まっていることなどが影響して、軽自動車の販売は厳しい状況になっており、各メーカーとも車種やグレードの整理を進めています。 発売されたばかりの新型車にまで手を加えるということは、想像以上に厳しい状態なのかもしれません。
なお、新型「アルト」については、カーチェックコーナーにて豊富な写真で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
今回の新グレードのポイント
- 従来の「X」と「G」の4WDを廃止し、その中間的な装備と価格で新設定
- CVT搭載により、4WDで23.5km/Lという低燃費を実現していて、エコカー減税にも対応
- 新グレードの設定と同時に、廉価グレード「E」を廃止し、グレード体系を整理
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