NISSAN ルークス
日産から、新型トールワゴンの「ルークス」が発売されました。
新型車「ルークス」は、スズキの「パレット」のOEM車となっていて、中身は同じ車ですが、フロント周りやエンブレムなどを専用デザインとして、日産車らしいテイストを持たせています。 上級モデルの「パレットSW」についても、「ルークス ハイウェイスター」としてOEM供給され、メッキフロントグリルや専用エアロバンパーなどによって、日産のミニバンらしい雰囲気に仕上がっています。
「ルークス」には、廉価版の4ATのグレードがなく、全車CVTとなっているのが特徴で、価格も若干高めに設定されており、「パレット」より車格感をアップさせています。 ボディカラーは「パレット」と同じラインナップで、グレードにより6色ずつが用意されています。
さらに、オーテックジャパンによるカスタマイズグレードとして、「ハイウェイスター アーバンセレクション」も設定。 ホワイトリングイルミ付フォグランプやHDDナビなど内外装に特別装備を施し、高級感を高めた仕様となっています。
価格は、「ハイウェイスター ターボ」で、1,596,000円(2WD/CVT)など。 各グレードに4WDも設定しています。
OEM元の「パレット」は、「タント」に対抗する車として発売されましたが、販売台数ではやや苦戦していました。 しかし、「SW」の追加に続いて日産へのOEMも開始されたことで、一気に人気が高まることも予想されます。 もちろん、ダイハツも黙っているわけではなく、「タント」の派生車種として間もなく「タント エグゼ」を発売する予定で、今後も大空間トールワゴンの人気は衰えそうにないですね。
今回の新型車のポイント
- スズキ「パレット」のOEM車で、フロント周りなどを日産車らしくアレンジ
- 広大な居住空間や両側スライドドアなど、パレットの売りを受け継ぎ、日産の軽の主力車種となりうる車
- メッキモール、ホワイトリングイルミ付フォグランプ、専用HDDナビ、専用マジカルイルミネーションなどを特別装備した「アーバンセレクション」も設定
- 4ATの設定はなく、CVTのみのラインナップ
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