MITSUBISHI　アイ

　
※写真は改良前のものです。

　リヤミッドシップエンジンと近未来的なスタイリングなどが特徴の「アイ」が、一部改良を受けました。

　今回の改良では、エンジンやトランスミッションの改良により燃費を向上し、一部グレードでエコカー減税に対応させたほか、アイミーブに採用されているエアロワイパーをガソリンエンジン車のアイにも新たに採用するなど、機能性や快適性を全体的に向上させています。
　インテリアも、運転席アンダートレイの採用やオートライトの採用、シート生地の変更など、全体的に質感や使い勝手を向上。
　ボディカラーには、ミスティックバイオレットパールを新設定。

　価格は、「ビバーチェ」で、１，２１８，０００円（２ＷＤ／４ＡＴ）など。
　ミッションは４ＡＴのみで、４ＷＤは全グレードに設定。
　なお、廉価グレードの「Ｓ」は廃止され、標準グレードはＮＡエンジンとターボエンジンでそれぞれ１グレードずつに集約されました。

　「アイ」は、発売当初はターボエンジンのみのプレミアムカーでしたが、その後ＮＡエンジンを追加し、ラインナップを拡大してきました。
　しかし、今回の一部改良で最終的に２グレードのみとなってしまいました。
　一方で、「アイ」をベースとした電気自動車の「アイミーブ」の予約状況は好調であり、おそらく、今後は電気自動車のイメージを強くするためにガソリン車の販売は縮小していくことになるでしょう。