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DAIHATSU ムーヴ コンテ

フロント カスタムのフロント

リヤ カスタムのリヤ

プレミアムソファシート インパネ

 ダイハツから、新型車の「ムーヴ コンテ」が発売されました。

 新型車「ムーヴ コンテ」は、水平基調のデザインが特徴のトールワゴンタイプの車で、イメージとしては9年前に登場してその後生産終了となった「ネイキッド」を少し洗練させて大きくした感じの車ですが、快適性に徹底してこだわった乗り心地を一番の特徴としています。
 また、水平基調のデザインでありながら角を面取りしたようなデザインになっているところはスズキの「ラパン」や日産の「キューブ」などにも似ており、様々な車の要素を取り入れた遊び心のある車となっています。

 ボディサイズは、3395mm×1475mm×1645mmとなっていて、「ムーヴ」よりも若干全高が高く、「タント」よりはひとまわり小さく、両車の中間的な存在という感じになています。
 フロントマスクは四角いヘッドライトが特徴で、スズキの「ラパン」に似た愛嬌のある表情ですが、エアロパーツやディスチャージヘッドランプなどを装備する「カスタム」シリーズは、角型のロービームと半分重なった丸型ハイビームランプや横長のフォグランプなどにより精悍で印象的な表情となっています。
 ボンネットが水平でボディも直線基調のため車両感覚がつかみやすく、大きめのボディながら運転しやすいというのもこの車の特徴のひとつです。

 インテリアは、ゆったりくつろげる部屋のようなコンセプトで、かつて販売されていた「ネイキッド」のイメージを受け継ぐ直線基調のインパネ、縁にパイピングを施したプレミアムソファシート、明るいライトグレーを基調にレッドのアクセントカラーを取り入れた独特のインテリアカラーなど、他の車にはないマッタリとしたくつろぎ感を演出しています。
 フランス人デザイナーによるデザインのモダンなシートは、プレミアムソファと呼ぶに相応しい包み込まれるような座り心地です。
 リヤシートのスライド機構はないものの、室内寸法は、2000mm×1335mm×1350mmとゆったりサイズで、スクエアなボディ形状のおかげもあり広々としています。
 また、「カスタムRS」にはインパネミスティックイルミネーションが装備され、シルバーのパネルを透過した淡い光が車内をムーディに演出してくれます。

 初めて目にすると、ユニークなデザインばかりに気を取られてしまいますが、この車の一番の注目点はデザインではなく、快適性に徹底してこだわっている点です。
 もっとも注目なのは、なんと軽初の運転席パワーシートを装備していることです。
 メモリー付きとなっているので、他の人が運転してシートポジションを動かしても、いつでもスイッチひとつでいつものポジションに戻せるという大変便利な機能です。
 また、降車時にもスイッチひとつで最大80mmシートが下がり、スムーズな降車を助けてくれます。
 電動となっているのはスライドのみで、メモリーも1名分しかできない簡素化されたものですが、それでもメモリー付パワーシートといえば高級車でも設定されているグレードが限られるほどの上級装備です。
 さらに、ダイハツ車としては初のIR&UVカットガラスがフロントウインドウに採用されたのもニュースで、夏の暑い陽射しを和らげてくれます。
 そのほかにも、花粉除去機能付プラズマクラスターやオートライトをメーカーオプション設定。
 さらに、吸気音を和らげる中周波レゾネータの採用や防音材の最適化、各部の補強やサスペンションのチューニングなどにより静粛性を徹底追求しているのも注目点です。
 これらの試みによって静かでソフトな乗り心地を実現し、軽トップレベルの快適性でマッタリゆったりのリラックス空間を演出しています。

 グレードは、カスタムシリーズが、ターボエンジン搭載の「RS」とNAエンジンの「X」、ノーマルシリーズが快適グレードの「Xリミテッド」と「X」、廉価グレードの「Lリミテッド」と「L」という全6種類。
 エンジンは、トルク感や燃費の良さで定評のあるKF型3気筒DOHCで、ターボ車は64馬力、NA車は58馬力となっています。
 ミッションは、「Lリミテッド」と「L」が4ATで、その他のグレードはCVTとなっています。
 気になる燃費は、ターボ車が21.5km/L、NA車が23.0km/Lなど(いずれも2WD/CVTの数値)となっていて、トールワゴンタイプとしてはなかなかの低燃費です。

 価格は、最上級グレードの「カスタムRS」が、1,554,000円(2WD/CVT)、廉価グレードの「L」が、1,039,500円(2WD/4AT)などとなっています。
 ボディカラーは、メタリック色を中心にカスタムシリーズとノーマルシリーズでそれぞれ9色ずつをラインナップ。
 4WDは全グレードに用意されています。

 「ムーヴコンテ」は、性能面や価格面などでは「ムーヴ」とほぼ同じで、デザインや装備の好みでの選択の幅を広げるために用意された「ムーヴ」の派生車種と言えます。
 しかし、静粛性やソフトな乗り心地のために様々な改良が施され、「ムーヴ」のような高級感やリヤシートスライドなどの利便性がない代わりに、個性的なデザインとソフトで静かなリラックスできる室内空間が手に入ります。
 「『タント』のスクエアなデザインは広々していいけど、経済性も気になるし、軽でもゆったり静かな移動空間が欲しい」という欲張りな人に、新たな選択肢を与えてくれる車といえるでしょう。
 驚くような装備や演出などは少ないものの、使っているうちに便利さや快適さを実感できるフレンドリーな車といえそうです。

 なお、「ムーヴコンテ」については、カーチェックコーナーにて豊富な写真で詳しく紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

今回の新型車のポイント

  1. 「ムーヴ」をベースに、スクエアなデザインで広々感と運転のしやすさを高めた車
  2. アクセントカラーやパイピング付シート表皮のプレミアムソファシートなどを取り入れた独特の雰囲気のインテリア
  3. 軽初となる運転席パワーシート(メモリー付)を装備
  4. IR&UVカットガラス、プラズマクラスター、オートライトなど、快適性を追求した装備を採用
  5. ボディ補強や吸音材、サスペンションのチューニングなどによりソフトな乗り心地と静粛性の高さを徹底追求
  6. 性能や価格は「ムーヴ」と同等で、スクエアボディのトールワゴンタイプとしては経済性も上々

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