DAIHATSU アトレーワゴン
全車ターボエンジンで動力性能と使い勝手の良さを両立させた軽1BOX「アトレーワゴン」が、マイナーチェンジしました。
今回の改良は、外観のみならず、インパネデザインやエンジンに至るまで、大幅な変更内容となっています。 具体的には、フロントバンパーとフロントグリルのデザインを変更して迫力を増したほか、フロントウインカーレンズをオレンジとし、リヤコンビランプをクリアタイプとするなど、新しさを強調したエクステリアで質感をアップしています。 また、ウインカー内蔵ドアミラーやトップシェードフロントガラスなどの上級装備も設定され、高級感のある外観となっています。
インテリアに関しては、さらに大幅な改良が施され、インテリアカラーをグレーから上質なベージュ基調へと変更し、フルモデルチェンジかと思うほどのまったく新しいインパネデザインを採用。 さらに、トップグレードには軽1BOX初となる自発光メーターを装備するなど、大幅に質感が向上しています。 装備面でも、待望のパワースライドドア(左側)が設定されたほか、インパネと一体化されたデザインのCDプレーヤー、プッシュ式で質感の高いオートエアコン、セキュリティアラームなどを採用し、上級感と利便性が飛躍的に向上しています。 そして、エンジンも新世代エンジンのKF型に切り替えられ、燃費は最高で15.2km/Lへと改善されました。
グレードは、従来の2グレードに加えて新たに最上級グレードの「カスタムターボRSリミテッド」が追加された3グレード構成となり、価格は、「カスタムターボRSリミテッド」で、 1,543,500円(2WD)など。 エンジンはターボのみ、ミッションは4ATのみですが、4WDは全グレードに設定されています。 ボディカラーは、新色のプラムブラウンクリスタルマイカなどを含む全7色が用意されています。
「アトレーワゴン」は、上質なインテリアや両側パワースライドドアなどを特徴とするライバルの「エブリイワゴン」にやや押されぎみでしたが、今回のマイナーチェンジではその「エブリイワゴン」を意識してそれと対等な上質さや利便性を手に入れています。 創立100周年を迎え、すべてのジャンルでナンバー1を目指そうとしているダイハツの意気込みがひしひしと伝わってきますね。 2006年の新車ラッシュの反動で、今年はやや不振と言われる軽自動車市場ですが、軽1BOXについては各メーカーともマイナーチェンジや特別仕様車の発売などを積極的に行い、販売競争が激化しています。 ガソリン価格の高騰で大きなミニバンから軽1BOXへの買い替え需要も増加していると思われ、2007年は軽1BOXが大注目の年ということになりそうですね。
今回のマイナーチェンジのポイント
- フロントバンパー、フロントグリル、前後ランプなどのデザインを変更
- 上級グレードにはハーフシェイドフロントウインドウやドアミラーウインカーなども装備
- インパネやドアトリムのデザインを大幅変更し、ベージュ基調の上質なインテリアを実現
- オートエアコンやセキュリティアラームなどを採用し、快適性や利便性などを向上
- 上級グレードには、パワースライドドア(左側)や自発光式メーターなどの上級装備を採用
- エンジンを新世代KFエンジンへ変更し、燃費を改善
- グレードを3グレードとし、ボディカラーに新色を加え全7色を設定
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