SUBARU　Ｒ２

　
※写真は改良前のものです。

　４輪独立サスペンションと４気筒エンジンによる上質な走りと個性的なデザインが特徴の「Ｒ２」が、一部改良されました。

　今回の一部改良では、ブラック塗装の電動ドアミラーの採用やオーディオレスなどによって価格を抑えた最廉価グレード「Ｆ」が新たに設定されたほか、その上級グレードとなり、電動格納式カラードドアミラー、ＣＤプレーヤー＋２スピーカー、ＵＶカットフロントドアガラス、スモークガラス、フォグランプなどを装備する「Ｆ＋」も新設定。
　また、快適仕様の「Ｒｅｆｉ」は装備内容を一部見直し、肌触りの良いアミノ酸（フレシール加工）シート、花粉フィルター付きエアコン、消臭天井、ボディ色対応専用シート表皮、ＣＤプレーヤー＋２スピーカー、ＵＶ＆ＩＲカットガラスなどを採用しています。
　さらに、スポーツモデルの「タイプＳ」も、レッドのシートカラーに合わせてレッドカラーの本革巻ステアリングを採用するなど仕様が一部変更されています。

　価格は、「Ｆ」で、８１９，０００円（２ＷＤ／ｉ−ＣＶＴ）などとなっています。
　ボディカラーは、グレードにより、アジュールブルーパール、ベリールージュパール、プレミアムシルバーメタリック、フロストホワイトなど新色を含む最高８色が用意されています。
　ミッションは、「Ｆ」「Ｆ＋」には５ＭＴも設定されていますが、その他のグレードはすべてｉ−ＣＶＴとなります。
　４ＷＤは全てのグレードに設定されています。
　なお、今回の改良に伴い、ＤＯＨＣエンジンの５ＭＴが廃止され、「タイプＳ」がスーパーチャージャーエンジン仕様のみになるなど、全体のラインナップも細かく見直しされています。

　「Ｒ２」は、個性的なデザインと上質な乗り心地などが特徴ですが、細部のデザイン変更やラインナップの見直しが頻繁に行われ、全体として何かわかりにくい印象の車となってしまっています。
　走る楽しさや所有する喜びを味わえる車なので、「Ｒ１」と同様にもう少し個性を明確にしてほしい気もしますね。