HONDA　バモス／バモスホビオ

　スタイリッシュな外観とリヤミッドシップエンジンなどが特徴の１ＢＯＸ「バモス」が、マイナーチェンジしました。

　今回は、外観もリフレッシュする大幅な改良となっていて、フロントグリルやフロント＆リヤバンパーのデザインが変更されたほか、ブラックスモークのリヤコンビランプやマイクロアンテナを採用することでよりスタイリッシュなイメージとなっています。
　そして新たに、ローダウンサスペンション、１３インチアルミホイール、メッキパーツ、フォグランプ、メッキリング付きブラックメーター、シルバーパネル＆ブラックインテリアなどを装備した「ローダウン」シリーズも設定。
　純正としては珍しく、20〜25mmの大幅なローダウンとなっているのも注目点です。
　さらに、愛犬とのドライブに最適な装備を満載した特別仕様車「トラベルドッグバージョン」も設定されました。
　こちらは、「ローダウン」シリーズの装備に加え、撥水＆消臭シート表皮、ワイパブルマット＆防臭防ダニフロアカーペット、ペットシートマット、お散歩用トートバッグなどが装備され、車内の汚れを気にせず愛犬との時間を快適に過ごせる車となっています。

　なお、「バモス　ホビオ」も合わせてマイナーチェンジを受け、撥水＆消臭シート表皮やマイクロアンテナが採用されました。
　また、５ナンバー車はすべてオーディオレスとなりました。

　価格は、ＮＡエンジンの上級グレード「Ｌ　ローダウン」で、１，３９６，５００円（２ＷＤ／３ＡＴ）などとなっています。
　ミッションは、グレードにより、５ＭＴ、３ＡＴ、４ＡＴがあり、４ＷＤも設定されています。
　また、ターボエンジンも用意されています。
　ボディカラーは、新色のソレントブルーパールを含む全７色（ホビオは８色）。

　ライバルとなる「エブリイワゴン」や「アトレーワゴン」がすでにフルモデルチェンジを終え、この車も近いうちにフルモデルチェンジするのかと思っていましたが、今回大幅なマイナーチェンジを行ったことで、フルモデルチェンジはまだ１年以上先の話となりそうです。
　しかし、現行型のままでも、よりスタイリッシュになった外観や愛犬家にうれしい特別仕様車の設定など、ライバル車と比べても引けを取らない存在感を放っているところが、ミニバンの得意なホンダの車ならではというところでしょうか。
　電動スライドドアの「エブリイワゴン」に、ＨＩＤの「アトレーワゴン」、そしてローダウンサスの「バモス」と、それぞれに個性のある１ＢＯＸが出揃い、軽市場がさらに活性化しそうな気がしますね。

　なお、「バモス」については、カーチェックコーナーにて豊富な写真付きで詳しく紹介しています。