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DAIHATSU ミラ
 
 
 
ダイハツを代表するセダン「ミラ」が、フルモデルチェンジしました。
外観は、旧型のイメージを残しながらも、リヤに向かってウエストラインが高くなるウェッジシェイプがより強調され、サイドのプレスラインもより複雑にデザインされているなど、質感が大幅に向上しています。
ボディサイズはほぼそのままですが、ホイールベースが１０ｃｍも長くなり、より安定感のあるフォルムとなっています。
「ムーヴ」などと同じように「カスタム」シリーズが新たに設定されたのも大きなニュースで、４灯式ヘッドライトやメッキモールなどを採用し、旧型の「アヴィ」よりもさらに差別化の図られた、特別な存在となっているのも注目点です。
インテリアは、グレードによってフロアシフトとインパネシフトの２種類が用意され、インパネは左右非対称デザインを採用。
シート表皮の肌触りや質感にまで徹底してこだわっています。
また、カスタムシリーズでは、セダンタイプでは初となるリヤシートスライドを実現し、そのスライド量も「ムーヴ」と同じ２５５ｍｍというから驚きです。
室内長はセダンタイプとしては最長の２０５０ｍｍ（カスタム）で、旧型よりも１３５ｍｍも拡大されています。
旧型と比べて、室内幅は５０ｍｍ、前席と後席の間隔は１００ｍｍも拡大されていて、セダンタイプでありながらリヤシートでもゆったりくつろげるスペースを確保しています。
また、従来の直角開きドアはそのままに、フロントピラーの傾斜を抑え、後席の足元をフラットにするなど、乗り降りのしやすさもさらに改善されています。
装備面では、７エアバッグ、レーダークルーズコントロール、ＶＳＣ、ステアリングスイッチ、自発光式メーター、ディスチャージヘッドランプなど、高級車並みの先進装備が用意されていて、快適性や安全性で他社を圧倒する内容となっています。
６スピーカーパックやＨＤＤナビゲーションシステムなども用意され、オーディオシステムも充実。
また、収納も、６つのカップホルダーやシートアンダートレイなど、ミニバンタイプ並みに充実しています。
さらに、リバース連動ドアミラー＆リヤワイパーなど、運転のしやすさに配慮した装備も多数用意されています。
エンジンは、ダイハツの新世代エンジン「ＫＦ」型で、全車３気筒。
５８馬力のパワフルなＮＡエンジンは、アイドリングストップ装置など数々の燃費向上策によって、グレードによっては２７．０ｋｍ／Ｌ（２ＷＤ／ＣＶＴ）という驚異的な低燃費（なんとガソリン車で世界トップ！）も両立し、６４馬力のターボエンジンでも２３．０ｋｍ／Ｌ（同）と、経済性が非常に優れているのも新型の特徴です。
ミッションは、グレードによって、ＣＶＴ、４ＡＴ、３ＡＴ、５ＭＴが用意され、豊富なラインナップであらゆるニーズに応えられる車となっています。
グレード構成は、ノーマルシリーズが、廉価グレードの「Ｌ」、量販グレードの「Ｘ」、充実装備の「Ｘリミテッド」、アイドリングストップ機構を備える「Ｘリミテッド スマートドライブパッケージ」という４種類で、カスタムシリーズが、廉価グレードの「Ｌ」、充実装備の「Ｘ」、ターボエンジンの「ＲＳ」という３種類。
４ＷＤは、「Ｘリミテッド スマートドライブパッケージ」以外のグレードにすべて用意されています。
価格は、「Ｘ」が、９７６，５００円（２ＷＤ／４ＡＴ）、「カスタムＲＳ」が、１，４１７，５００円（２ＷＤ／ＣＶＴ）など。
ボディカラーは、プレミアム感のあるプラムブラウンクリスタルマイカや、カジュアルな雰囲気のクリアライムグリーンマイカメタリック、コットンアイボリーなどの新色を含む全８色が用意されています。
「ミラ」は、「ムーヴ」とともに４年ごとにきっちりフルモデルチェンジを行っており、セダンタイプの中では新規格以降後３代目突入の一番乗りということになります。
それだけに、パッケージングや性能面で他社を圧倒する内容となっており、快適性を高い次元で求めながら経済性も重視するというユーザーには非常に魅力的な車となっています。
さらに、装備面もフラッグシップモデルの「ムーヴ」と遜色ないもので、プレミアム感を求めるユーザーも満足できる車です。
これでまたセダン人気が加速することは間違いなく、それが軽自動車全体の人気も押し上げることになるでしょう。
まさに新車ラッシュだった２００６年の最後を飾るのにふさわしい車と言えそうです。
２００７年は、この強力なラインナップを誇るダイハツが、スズキとどのようなシェア争いをするかも注目ですね。
なお、新型「ミラ」については、カーチェックコーナーにて試乗レポートを含めて詳しく紹介していますので、ぜひご覧下さい。
写真のみ簡単に見たい方は管理人ブログへどうぞ。
見積りや詳細情報は以下のリンクをご利用ください。
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