DAIHATSU　テリオスキッド

　軽ＳＵＶで唯一の５ドア車である「テリオスキッド」が、マイナーチェンジしました。

　今回の改良は、内外装のデザインにまで手を加える比較的大きなもので、前後バンパーやアルミホイールのデザインを変更したほか、角型フォグランプやマルチリフレクタークリアタイプリヤコンビランプなどを新採用してイメージを一新しています。
　インテリアは、シート表皮やオーディオのデザインを変更したほか、メッキリング付きメーターやカップホルダーの新設などによって上質感や使い勝手を向上させています。
　装備面でも、一部グレードでドアミラー内蔵ウインカーやイモビライザー付きキーフリーシステムを採用したほか、シートやラゲッジフロアに撥水加工を施すなど機能面も向上しています。

　価格は、最上級グレードの「カスタムＸ」で、１，５０１，５００円（２ＷＤ／４ＡＴ）などとなっています。
　ミッションは、４ＷＤ車（「カスタムＸ」を除く）のみ５ＭＴが選択可能で、その他は４ＡＴのみの設定となり、エンジンは６４馬力の３気筒インタークーラーターボの１種類のみとなっています。

　ガソリン価格高騰などの影響で軽自動車の人気が高まっていて、各メーカーとも新型車を続々と投入する中で、燃費の面で不利な軽ＳＵＶはやや忘れ去られている感じがあります。
　今回マイナーチェンジが行われたことで、フルモデルチェンジはまだ当分先のこととなりそうですが、他メーカーが大きな動きを見せない中で大規模マイナーチェンジを行うあたりは、さすがに勢いのあるダイハツという感じです。
　注目の「パジェロミニ」の後継車種もデビューはまだ少し先になりそうですし、軽ＳＵＶに興味のある人にとっては今回のマイナーチェンジは要チェックですね。

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