MITSUBISHI アイ
デザイン、装備、メカニズム、すべてが新しい軽自動車「アイ」が、ついに発売されました。
デザインや装備などについては、すでにカーチェックコーナーで詳しく紹介していますので、ここでは簡単に概要を紹介します。
まず、デザインは、卵にタイヤをつけたような完全なワンモーションフォルムとなっているのが特徴で、ガーニッシュなども効果的に使い、軽自動車とは思えない伸びやかなスタイルを実現しています。 ホイールベースは、軽で最長となる2550mmを実現していて、これは小型車のコルトをも上回る驚異的な数値。 この超ロングホイールベースのおかげで、非常に安定感のある走りを実現しています。
インテリアは、適度な包まれ感のある居心地の良さが特徴で、トールワゴンとしては珍しくフロアシフトを採用。 オーディオパネルとエアコンパネルをシルバーで統一し、デザインも一体感を持たせることで、上質感と快適な操作感を実現しています。 室内の広さは外観から想像するほどではないものの、体を包み込む上質なシートや低く遠くまで伸びるフロントウインドウなどによって、サイズ以上のゆったり感が得られます。
この車は快適性にも非常にこだわっていて、UV&ヒートプロテクトガラス、フルオートエアコン、消臭天井+脱臭機能付きクリーンエアフィルターなどの採用によって、常に気持ちの良い室内環境を提供します。 さらに、車速感応間欠モード付きのフロントワイパー&リバースギア連動リヤワイパー、キーレスオペレーションシステム、全席ワンタッチ式パワーウインドウなど、ドライバーの操作の負担を軽減する装備も満載し、ストレスの無い運転環境までも提供しています。
グレード構成は、廉価グレードの「S」、量販グレードの「M」、上級グレードの「G」の3種類で、すべてターボエンジン+4ATという内容。 エンジンは、新開発の3気筒インタークーラーターボで、64馬力/9.6kg・mという性能。 エンジン単体の静粛性の高さに加えて、リヤミッドシップレイアウトであることによって、軽自動車の中でトップレベルの静粛性を実現しています。 車両重量は2WD車で900kgとやや重いものの、燃費は18.4km/Lとなっていて、燃費も良く走りも軽快です。 45:55という前後重量配分によって、ハンドリングは実に軽快で、走りにこだわるユーザーでも納得できる車となっているのも見逃せない点です。
価格は、量販グレードの「M」で、1,386,000円(2WD/4AT)などとなっていて、軽自動車としてはやや高めですが、こだわりのメカニズムや快適性の高さを考えれば納得できる価格設定です。 ボディカラーは、ライトイエローやブラウンメタリックといった珍しい色からホワイトパールやブラックマイカなどの定番色まで、全9色が用意されています。
東京モーターショーに出品されてから、この斬新なデザインに興味津々だった人も多いと思いますが、試乗してみると、超ロングホイールベースとリヤミッドシップレイアウトによる走りの軽快さや快適性の高さはデザイン以上に魅力が大きいと思いました。 ここでは紹介しきれないほど小さなこだわりもたくさんありますので、興味のある方はカタログを見てみてください(カタログもかなり分厚いです。メーカーの力の入り方がわかりますね)。 三菱の軽としては久々の新型車となるわけですが、アイは軽自動車の常識を変えてしまうほどのインパクトを持った車で、他のメーカーにも様々な影響を与えることになるのではないでしょうか。 すでに予約の段階で5000台以上の受注があると聞きましたし、人気車になりそうですね。
なお、カーチェックコーナーでは豊富な生写真を使ってさらに詳しく紹介しています。試乗レポートも追加していますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
見積りやカタログ請求などは以下のリンクをご利用ください。
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