SUBARU R1 i
※写真は「R」です。
コンパクトなボディと個性的なデザインが特徴の「R1」に、新グレードが追加されました。
新グレードの「i」は、ホイールを14インチにサイズダウンして乗り心地や経済性を重視したほか、エンジンをSOHCエンジンに変更。 また、インテリアカラーはグレー&ブラックのツートーンカラーとすることで、落ち着いた雰囲気となっています。
基本的な装備内容は上級グレード「R」とほとんど変わりありませんが、HIDやレザーインテリアなどのメーカーオプションが設定されていないなど、「R1」の持つプレミアム性は薄れ、実用性と経済性重視のグレードとなっています。
価格は、1,134,000円(2WD)(消費税込み)などとなっていて、「R」よりも126,000円安い価格設定。 ボディカラーは、「R」よりも2色少ない4色のラインナップ。 AWD(4WD)も選べますが、ミッションはi−CVTのみとなっています。
「R1」は、居住性よりもデザイン性を重視し、2人乗りをメインとしたプレミアムカーという位置づけで登場しましたが、実用性を犠牲にしたわりには強烈なインパクトがなく、実質2人乗りの車としては価格が高めなこともあり、販売は苦戦しているようです。 今回のグレード追加は、価格を抑えることでセカンドカーとしても買いやすい印象を与え、知名度アップを図ることが狙いのようです。 しかし、発売当初からスーパーチャージャーやスポーツシフトを採用したグレードを設定してほしいという意見が多く聞かれているのに、今回のグレードはその声に逆行した内容とも言え、果たして「R1」のイメージアップにつながるのかどうかちょっと微妙な感じがします。 スバルは、今年中は新型車の発売予定はないという話もあるようですが、ユーザーの声に耳を傾け、お買い得感優先の車だけでなく、スバルらしいこだわりのある車も期待したいですね。
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