NISSAN　モコ

　独特のワンモーションフォルムやくつろぎ感のあるインテリアなどが特徴の「ＭＲワゴン」のＯＥＭ車「モコ」が、マイナーチェンジしました。

　外観は特に変更はありませんが、インテリアは「ＭＲワゴン」と同様に大幅に手直しされ、ベンチシートを全車に採用したほか、ドアトリム形状の変更、リアシートスライド量の拡大などにより、居住性をさらに向上させています。
　また、シート表皮も今までよりやや暗めの色合いになり、グレー内装も設定されました。

　グレード体系は、ＮＡエンジンの「Ｃ」「Ｑ」とターボエンジンの「Ｔ」の３種類となり、ＭＲワゴンと同様にそれぞれのグレードで最大１０万円程度今までより割安な価格設定となっています。

　価格は、オートエアコンや６スピーカーオーディオなどを採用した充実装備の「Ｑ」で、１，０５０，０００円（２ＷＤ、４ＡＴ）などとなっています。
　ボディカラーは、新色の「モコロゼ」などを含む全８色が用意されています。

　「モコ」は、日産初の軽自動車として発売されてから２年が経ち、やや新鮮味も失われつつありましたが、「モコロゼ」という他の軽では見かけない斬新なボディカラーを設定したことなどで、魅力アップした気がします。
　また、オプションのエアロパーツが以前はフロントのみでしたが、今回の改良に伴いサイドやリヤもセットにした「エアロパッケージ」が設定されたのもドレスアップ派にはうれしいニュースです。
　しかし、「ＭＲワゴン」同様に特徴の一つだった自発光式メーターを廃止するなど、コストダウンの跡も見られますし、期待されていたスポーツモデルの設定もありませんでした。
　日産は、軽参入第二弾として三菱からのＯＥＭで商用バンを発売していますが、第三弾として（デザインだけでも）オリジナルの軽をぜひ発売してほしいですね。

　見積りやカタログ請求等は以下のリンクをご利用ください。