MITSUBISHI　ミニカ

　三菱のベーシックセダンである「ミニカ」が、一部改良されました。

　環境性能を向上させて、ほとんどのグレードでグリーン税制に対応したほか、一部グレードのステレオをカセットからＣＤプレーヤーに変更しています。
　また、バンタイプは４ＭＴから５ＭＴへ変更されました。
　なお、今回の改良に伴い、クラシカルで個性的な外観と上質感のあるインテリアが特徴だった「タウンビー」は廃止されました。

　価格は、中間グレードの「ヴォイス」で、８７５，０００円（２ＷＤ、３ＡＴ）など。
　ボディカラーは、ホワイト、シルバーなど全４色。

　「ミニカ」は長年三菱の軽を代表する車として人気もありましたが、「ｅＫワゴン」の登場によってすっかり影が薄くなってしまいました。
　メーカー側も、「ｅＫワゴン」を主力車種として展開しており、「ミニカ」は主に商用ニーズに応える車種と位置づけているようです。
　各社とも一時はセダンタイプの人気が下降ぎみでしたが、販売好調な「ラパン」や「新型ミラ」の登場によってセダン人気復活の兆しも見えます。
　２００４年にはスバルから新型セダンが発売されるという噂もありますし、三菱にも魅力的なセダンの開発を期待したいですね。

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