DAIHATSU　ネイキッド

※写真はマイナーチェンジ前のものです。

　素材感を大切にした個性的なデザインや使い勝手の良さが特徴のネイキッドが、マイナーチェンジしました。
　幅広く展開していたグレードを３つに整理して、シンプルなグレード構成になっています。

　外観は、ドアミラーがメッキからブラックに変更されたり、ホイールキャップのデザインが変更された程度でほとんど変わっていませんが、角型ヘッドライトなどを採用した「Ｆシリーズ」は廃止され、新たに「Ｆパック」というオプションが設定されました（丸型ライトと角型ライトが同価格で選べる「Ｌ」専用オプション）。また、ディスチャージヘッドランプ、１４インチアルミホイール＆タイヤ、角型フォグランプをセットにした「スポーティパック」もオプション設定されています。インテリアは特に変更はなく、廉価グレードの「Ｌ」のみシート表皮が明るいカラーのものに変更された程度です。

　グレードは廉価グレードの「Ｌ」、充実装備の「Ｇ」、上級グレードの「ターボＧ」の３種類。価格は、「Ｇ」が、１，０５８，０００円（２ＷＤ、４ＡＴ）など。ボディカラーも見直され、ブリティッシュグリーンマイカやディープパープルクリスタルメタリックなどを新たに加えた全７色を用意。ネイキッドのオリジナルカラーだったダークオリーブマイカは廃止されました。

　発売当初は個性的なデザインながら実用性の高い車として人気のあったネイキッドですが、最近はやや人気低迷ぎみとなっています。今回のラインナップ見直しは、グレードを整理することでコストを抑え、人気の高いムーヴやミラの販売に集中する意味があるのでしょう。ネイキッドはモデル廃止の噂もチラホラと聞かれますが、今回の動きを見るとその可能性も強くなってきたように思えます。立体駐車可能な全高や直角開きドアなど便利さを売りにした車だったのですが、それらの利便性をその後の新型車にも採用してしまったため、ネイキッドの存在価値が薄れてしまったというのも人気低迷の一因だと思います。とはいえ、その個性的なデザインは今でも魅力的。できれば次期型も存在してほしいと思うのは私だけではないと思いますが・・・。

　なお、ネイキッドについては、カーチェックで詳しく紹介してあります。

　見積りや詳細情報は以下のリンクをご利用ください。