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DAIHATSU ムーヴ

ムーヴカスタムのフロント ムーヴカスタムのリア

ムーヴのフロント 質感の高いインパネ

 ダイハツのフラッグシップモデルとして人気のあるムーヴが、ついにフルモデルチェンジしました。
 完全に今までの常識をくつがえす車になっていて、正直言ってかなり衝撃を受けました。
 その驚くべき内容の概要を紹介します。(内容は、一部グレードに限る場合やオプション設定のものも含まれていますので、詳細は公式サイトやカタログで確認してください)
 なお、カーチェックにて新型ムーヴの詳細を紹介していますので、こちらも併せてご覧ください。

 まず、ラインナップは、ファミリー向けの「ムーヴ」シリーズとスポーティな印象の「カスタム」シリーズが用意され、さらに、カスタムシリーズにはステアマチックなどを装備した最上級グレード「カスタムRS」が用意されており、豊富なラインナップはそのまま受け継がれます。
 ただし、今までのように「カスタム」と「RS」でデザインが異なることはなく、「RS」はあくまでカスタムシリーズの最上級グレードという位置づけになります。

 まず、驚くのは、高級車並みの装備の数々です。
 具体的には、前車との車間を常に最適に保ちながら自動でスピードコントロールをしてくれる「レーダークルーズコントロール」、見通しの悪い交差点などでフロントグリルについたカメラが左右の映像を室内のモニターに映し出してくれる「ブラインドコーナーモニター」、オーディオやエアコンなどの情報表示・操作のほかに各種通信機能までも可能にしたタッチパネル採用の「マルチインフォメーションDVDナビシステム」、独立リクライニング&フルフラットや250mmというロングスライドを実現する「スーパーユーティリティリヤシート」、フロント・サイド・カーテンシールドエアバッグによる「6エアバッグシステム」、ルームランプやラゲッジランプに加えてフロントマップランプとリアパーソナルランプ(プッシュ式で操作感・高級感抜群!)まで備えた「マルチ照明」、全席パワーウィンドウスイッチを始めすべてのスイッチ類に夜間照明を採用した「オールイルミネーション」などなど・・・。
 これだけでも新型ムーヴがどれだけ革新的な車かがわかるでしょう。
 新型ムーヴはサイズが軽の規格に収まっているというだけであって、内容はまさに高級車です。
 装備の面では300万円を超えるような高級車とまったく差がなくなったと言ってよいでしょう。(さすがにパワーシートなどの贅沢装備はありませんが・・・)

 外観は、基本的な雰囲気は残しながら、フェンダーやウエストラインにエッジを効かせたり、ドアミラーを横長タイプに変更したりと細かい点を変更することで、ややセミトールワゴンに近いようなセダン的な印象も漂います。
 ムーヴシリーズは現行型の少々クセのある顔つきからイメージを一新し、大きなライトと小さめのグリルで親しみやすさを感じさせます。
 前後のバンパー形状なども非常にシンプルなデザインになり、全体的にスッキリとした都会的な印象があります。
 それに対してカスタムシリーズは、ハイビーム、ロービーム、フォグランプ、ウィンカーというそれぞれのランプを独立させ、左右合わせて8個のランプを配置したかなり押し出し感の強い顔つきになります。
 分厚いバンパーはそれだけで迫力がありますが、最近のホンダ車(普通車)のようにライトの一部がバンパーにはみ出したようなデザインになっているので、かなりインパクトがあります。
 また、リアのナンバープレートをバックドア中央に移したり、メッキパーツや15インチアルミホイール(RSのみ)、高品質なリアコンビランプを採用するなど、ムーヴシリーズとはまったく違ったゴージャスなイメージに仕上げられています。

 室内は、2390mmという超ロングホイールベースや短いボンネットのおかげで1920mm(旧型比19cm拡大!)というFF乗用車でトップの室内長さを誇ります。(この室内長は、私が以前乗っていた2500ccのセダンとほとんど変わらない数値です!)
 室内幅も8cm拡大されて1300mmと驚くべき広さを実現しています。
 大きなメーターフードが印象的でトヨタの高級車のようなデザインのインパネには、プッシュオープン式のカップホルダー(エアコンの風で保冷・保温が可能。照明つき)やオーディオ、オートエアコン(一部グレード)などがツライチに埋め込まれ、RSにはルーバーのレバーにまでメッキを施して高級感を演出。
 コラムシフトは、ガングリップタイプで操作感を大幅に向上させています。
 RSのステアマチックにはMOMO製の本革ステアリングを採用して質感も大幅にアップ。
 ビニールだった天井も、布貼りに変更されました。
 好評のカスタムベンチシートや収納ボックス付きの大型アームレストも継承されたほか、パワーウィンドウスイッチをドアアームレスト上に配置したり、カップホルダーを使いやすい位置にしたりと、後席の快適性も大きく向上させているのがうれしいです。
 私が旧型のカーチェックで指摘した部分はすべて改善されています。(別に私の意見を参考にしたわけではないと思いますが・・・)

 他にも、ほぼ直角まで開くドア(ネイキッドと違い、ドアヒンジは見えません)や、横開きと上開きが選べるバックドアなど、徹底的に使い勝手を向上させており、超ロングホイールベースながら最小回転半径4.2m(カスタムシリーズを除く)という軽最小レベルの小回り性能を確保しているのも見逃せません。
 さらに、HID、スタビリティコントロールなどの先進装備を引き続き採用するほか、最廉価グレードを除く全車にABSを標準装備するなど、安全性装備にも妥協はありません。

 エンジンは3気筒DOHC、3気筒DOHCターボ、4気筒DOHCターボの3種類を用意し、CVT車は22.0km/Lの低燃費を実現。
 ガソリンタンクは36Lと旧型より1割小さくなりましたが、その分、燃費は全体的に1割程度向上させています。
 走りに関しても、フロントサスペンションやエンジンマウントを新開発して低騒音・低振動化を図っており、かなり期待できます。
 また、世界初の「インテリジェント触媒」を採用し、エンジン性能や環境性能を高いレベルで維持できる工夫も施されています。
 気になる価格は、充実装備の「ムーヴ X」が1,069,000円(4AT、2WD)、ステアマチックやHIDなどを装備する最上級グレードの「カスタムRSリミテッド」が1,460,000円(4AT、2WD)など。

 このムーヴのモデルチェンジは、平成10年の規格変更によって一斉に登場した現行型軽自動車の中で初めてのフルモデルチェンジということになり、軽の新世代の幕開けとも言える出来事なのですが、まさにそれにふさわしい内容の車に仕上がっています。
 話題のコペンに引き続き、ダイハツからまた軽の概念をまったく変えてしまう車が登場しました。
 この出来なら、しばらくはムーヴの首位が続くことになりそうな感じがします。

 なお、新型ムーヴについては、カーチェックで大量の写真を使って隅々までチェックしていますので、こちらもぜひご覧ください。

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