SUBARU　サンバー　ディアス　ワゴン

　全車４気筒エンジンをリア配置して独特の走りを提供する１ＢＯＸ、サンバーディアスがマイナーチェンジしました。
　今回の変更は、外観やインテリアなどに大幅手を加えた大規模なものとなっています。

　外観は、タイプによって違っていたフロントマスクを新デザインに統一し、マルチリフレクターヘッドライトなどを採用して質感を大幅に向上させています。
　なお、これに伴い１ＢＯＸタイプで唯一のレトロ調モデルであった「クラシック」は廃止されてしまいました。
　また、各パーツをボディ同色化したりリアコンビランプを大型化するなど、全体的に質感を大きく向上させています。
　ボディカラーのラインナップも一新し、淡いメタリック色を設定するなどして新鮮味を出しています。

　インテリアは、ドアトリムなどの各パネルを一体成形で質の高いものに変更したほか、パワーウィンドウスイッチなどの操作性も向上させています。
　装備面でも、キーレスを赤外線式からアンサーバック付きの電波式に変更したほか、ＣＤプレーヤーを装備するなど大幅に充実しました。

　価格は、走りと装備が充実したディアスワゴンスーパーチャージャーで１，３７８，０００円（２ＷＤ、３ＡＴ）。
　貴重なクラシックタイプがなくなってしまったのは残念ですが、今回の大幅な改良によって質感がかなり向上し、他社の１ＢＯＸタイプと肩を並べるレベルになったようです。
　しかし、クラシックタイプがあるものサンバーの特徴であっただけに、その廃止によるマイナス効果も考えると、結果的に乗用車としては地味な存在であることに変化はなさそうです。

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