DAIHATSU コペン
※写真の車はロアスカート(オプション)付きです。
待望のオープン2シータースポーツカー、「コペン」がやっと6月19日に正式発表されました。
やっと試乗車も準備されはじめ、もう試乗された方も多いかと思います。 タイプは、約20秒で開閉可能なアクティブトップ(電動オープンメタルトップ)とデタッチャブルトップ(こちらは9月に発売予定)の2種類で、それぞれにゲート式シフトの4AT(アクティブシフト付き)と5MTを用意。 価格はどのタイプでも標準なら149万8千円から。 これに、Gパック(ディスチャージヘッドランプ、CD/MDオーディオ、イモビライザー)・・・10万円、レザーパック(本革シート(シートヒーター付き)、MOMO製本革ステアリング)・・・15万円、スポーツパック(チューンドサス、リアパフォーマンスブレース、サイドデカール「Copen-S」)・・・10万円を自由に組合せられます。 ただし、スポーツパックは9月発売となっているので、スポーツパックをつけたい人は9月まで待たなければいけません。 また、デタッチャブルトップ車は、スポーツパックやリアスポイラーが標準装備されますが、ロールバーはオプションとなります。 エンジンは軽最高の最大トルク11.2kg・mを3200回転という低回転で発揮する4気筒DOHCターボエンジンを採用し、オイルエレメントは専用品を使用しています。 他のダイハツ車と同じくガソリンタンク容量を40L確保しているのはうれしいです。 ちなみに、デタッチャブルトップはサイドウィンドウのデザインが異なり、後方視界が少し悪くなります。
詳細は下に用意しているリンクなどでも確認できると思いますので、モーターショー出品車との相違点などを中心に紹介したいと思います。 まず、外観についてはクオリティの高いランプ類やアルミホイール、2本出しマフラー、アンテナに至るまでそのままの状態です。 ただ、細かい点を挙げると、リアタイヤ前にあった「Copen」のエンブレムがなくなっていて、ここにはスポーツパックを装備した車のみデカール(つまりシールですね)がつくようになっています。 また、インテリアもほぼそのままなのですが、ロールバーの間にあるエアロディフレクターが、スモークのアクリル板にCopenの文字入りだったものからクリアのアクリル板(文字なし)に変更されていて、ちょっと残念です。
カラーはホワイト、シルバー、レッドの基本3色に加えて、パールホワイト、黒、黄、深緑、青の特別設定色を合わせた全8色。 オプションも多数用意されていて、ロアスカート、リアスポイラー、アルミシフト&ペダル、スカッフプレート、ウッド調パネル類、本革風シートカバー、ウッドステアリング、スマートキーレス、オートライトなどなど、とにかく豊富で自分だけのコペンに仕上げられます。 また、アーシングキットまでオプション設定しているのは走りを意識した車ならではです。
シフトレバー周りのデザインはATとMTで異なり、ATのほうがレバーが短くてメッキの縁取りなどもあるため高級感があります。 MTのレバーはちょっと長めでかつてのホンダビートなどのように手首の動きだけでカチリと決まるショートストロークのフィーリングは期待できなさそう。 見た目だけで言えば、ゲート式シフトを採用したATのほうが断然かっこいいように思います。
気になるトランクルームですが、クローズ時ならゴルフバッグ1つが入る大きさ(デタッチャブルトップも同じ)を確保していますので、日常の買い物程度なら問題無く使えそうです。 また、トランクリッドは軽く押すだけで自動的に閉まるイージークローザーまで装備(アクティブトップのみ)していて、驚きです。 室内の収納もキーロック付きのコンソールボックス(チケットホルダーやカップホルダーも装備)やシートバックポケットなど十分に使えるレベル。 もちろん、エアバッグやABSは標準装備で、各種補強材によって徹底的に高められた高剛性ボディなどにより安全対策にも妥協がありません。 専用設計の15インチ50扁平タイヤの採用も走りだけでなく安全性にこだわった結果でしょう。
とにかくここだけでは到底紹介しきれないくらいの魅力を持った車です。 詳細は、カーチェックでチェックしてみてください。 写真50枚以上を12ページにわたって詳細に紹介しています。 展示車を見てない方も見た気分になれると思いますよ。試乗レポも追加してます。
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