DAIHATSU ネイキッドF
ラゲッジスペースは平均的な容量ですが、開口部よりも床が高くなっているので気をつけないと開けた時に荷物が落ちてくる可能性もあります。 左上の写真はリクライニングの具合を表したものです。 かなりの角度まで非常に細かく調節できるので、荷物の量や乗る人の体型に柔軟に対応できそうです。 一つ気になったのは、バックドアを閉めるときにかなり力がいることと、閉めた時にバックドアがブルブルと振動すること。 個体差なのかもしれませんので、実車を見る時には確認してみたほうがいいかもしれません。
エンジンは3気筒12バルブDOHCで、ターボとNA(ノンターボ)の2種類があります。 パワーは共にクラストップレベルで車重も平均レベルなので、走りに特に不満はないと思います。 燃費もカタログ値で18.8km/Lとなかなかいい数字です。 今回は残念ながら試乗車がなかったため、走りについては試乗でき次第追加することとさせていただきますね。 また、オーナーの方はぜひオーナーレポに投稿をお願いします。
ホイールは13インチのメッシュタイプアルミホイールを装備していて、エレガントさを演出しています。 Fシリーズのみ20mmローダウンのローダウンサスペンションが装備され、トップグレードには14インチのアルミホイールが標準装備されます。 Gシリーズはスペアタイヤレスとなり、代わりにタイヤパンク応急修理セットが装備されます。 最近は路面状態もかなり良くなってきましたから、これでもいいのかもしれませんね。
安全装備や快適装備も充実していて、サイドエアバッグやスタビリティコントロールも設定されているほか、バリューパック(キーフリーシステム、AC電源、ハイマウントストップランプのセット)なるものもオプションで用意されています。 キーフリーシステムはダイハツが誇る先進のシステムで、電子カードキーを身につけておけば車に近づくだけで自動的にロック解除し、また、離れるとロックしてくれるという便利なシステムです。 ロックの操作がまったく不要でロックのし忘れがない上に、エンジンスタートもキー無しでできます。 もちろん、電子キーかメインキーがなければ作動しないようになっていますから、盗難防止にもなります。 ネイキッドにはデビュー時からいち早くこのシステムが採用されていて、現在は他車にも採用が広がっています。 ダイハツはこういった先進装備の採用にはとても積極的なので、今後も他メーカーをリードしていって欲しいですね。
こちらは今までの流れを受け継ぐGシリーズですが、グリルの変更やクリアウィンカーの採用で少し都会的になりましたね。 ネイキッドといえば、おもしろい車というイメージが強かったのですが、Fシリーズの追加によって様々な要求に応えられるオールマイティな車に変身したように思えました。 今まであまり興味のなかった人もFシリーズの追加をきっかけに一度実車を見てみるといいと思いますよ。
試乗できたときに試乗レポも追加しますね。
|